常三郎鉋(かんな)解体新書 - 地金(じがね)- 常三郎かんな 播州三木打ち刃物 鉋職人 






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地金(じがね)
地金1
地金2
地金2
上が鉄橋の解体品、下はそれを重ねて鍛造し、地金に加工したものです。
地金用チェーン・板の置き場
上が船のイカリのチェーン、下がそれを鍛造して地金に加工したものです。


地金は研ぎ味を左右すると言われ、刃物にとっては重要な女房役です。 鋼は硬く粘り強い性質が求められるのに対し、地金は柔らかく脆い性質のものが求められます。 鉋に使用する地金は焼き入れしても焼が入らない鉄で炭素含有量が0.1%以下の鉄のことをいいます。

鉄は大きく分けると下記の3種類に分かれます。

(1)和鉄   包丁鉄、土蔵の蝶番など
(2)錬鉄   明治22年以前にイギリスで製造された船の鎖、
             鉄橋の解体材等
(3)極軟鉄 現在の製鉄方法の鉄

鉋は錬鉄を使用します。錬鉄は精錬に使用される燃料が木炭や薪のため、精錬時に融点まで温度が上がらず半溶融状態で出来た為に、粒子が粗く脆いうえに不純物がまざっています。 またゴマ(酸素気孔)が有り、非常に研ぎ易い地金で、ハイス等の複合材以外は全て錬鉄を使用しています。


鍛造の写真

地金を鍛造中

ゴマ(酸素気孔)の写真

柔らかい地金を使った鉋刃。
黒い点がゴマ(酸素気孔)です。

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